XJAPANのギターリストPATAが、髪の毛をHIDEに剃られモヒカンにされたときの反応。若い頃の写真
今でこそXJAPANの中で、赤毛といえばHIDEですが、Xのデビュー当時は赤髪と言えばPATAでした。
インディーズの時、Xに入ると金髪にしなくちゃいけないからといって、誘いを断るミュージシャンも少なくなかったそうです。Xに入るのをOKしたPATAも「まったりした性格だし、きっと金髪にしろって言ったら、嫌だって言うだろう」とYOSHIKIは思っていたそうなんですが、ある日突然金髪にしたPATAがやって来てメンバー全員をビックリさせたらしいです。
みんなで髪を染めてこようってなったときに、PATAが真っ赤になってきたので、おとなしいのにやることは大胆だとHIDEは思ったとのこと。
髪の毛を赤くしたのは、抜け毛が気になるPATAは赤いほうが痛まないと思ったからだそうです。
当時はあまり手入れをしていなかったようで、抜け毛が酷かったそう。
その為か、当時のインタビューで「将来はどんな大人になりたいか」という問いに対し、「アデランスのお世話にならない人」と答えています。
Xに入ってからはHIDEに髪を任せていましたが、あまりにも髪に無頓着だったためある日、悪ふざけをしたHIDEがPATAに許可をとらず、両サイドの髪を綺麗に剃ってしまいましたが、その時PATAは特に何も言わず、少し寂しそうな顔をしただけだったそうな。
BEFORE | AFTER |
個人的には、VANISHING VISIONの剃る前のPATAの髪型のほうが良かったです。
ちなみにそのとき剃った髪はHIDEがヘアーエクステンションとして使っていましたた。
BLUEBLOODを出したぐらいのでデビュー当時、HIDEの金髪に混じる赤髪がPATAの毛です。
PATAといえばデビュー当時派手なモヒカンが特徴でした。
今思うと当時Xの中で、一番ファンキーな髪型だったかもしれないですね^^
拡大してみると、意外とそんなに違和感ないですね。
昔のビデオで最後PATAの剃った頭にカメラが近寄ってアップで終わるのが一時流行っていました。
デビュー当時はモヒカンヘアーで通していたPATAですが、自然に逆らった髪型に抵抗を感じて「1990年 ROSE&BLOOD TOUR」の後半から髪を下ろしたそうです。
XJAPANのギターリストPATAの本名
PATAの本名は石塚 智昭(いしづか ともあき)です。よく石塚先生と呼ばれます。
PATAの名前の由来
デビュー当時、他のメンバーは本名から名前をとっていましたが、PATAだけ本名とは関係ない名前になっていました。
PATAの名前の由来は何なんでしょうか?
これも有名な話ですが、PATAという名前は、「パタリロ」という漫画の主人公である「パタリロ」からつけられています。
理由は性格が似ているということからのようです。
これを聞いた大の漫画好きの西村知美さんがPATAに会った際、「ああ、PATAさん、似てますもんね、パタリロに」と顔が似ていると言ったらしいですが、PATAに「顔が似ているとかって言われてるんじゃないやい。性格が似ているんでPATAって呼ばれるようになったんだ」と抗議を受けたそうな。
どちらかというと顔も似てるように思います。
目は若干似ているような気がします。
PATAはその後、「パタリロ」の作者の魔夜峰央さんと対談しており、
パタリロの44巻の作中にPATAをモデルにした人物が登場しています。
文庫2巻には西村知美さんの解説が載っているそう。
ちなみに、PATAの本名は石塚 智昭で「石塚先生」と呼ばれたりもします。
他にはメンバーに「ばあちゃん」とも呼ばれていました。
PATAは巨人ファンで有名
PATAといえば、かなりの巨人ファンとして有名です。XJAPANのギターリストとして何度も東京ドームのステージに立っていますが、PATAにとって東京ドームはLIVEをするところではありません。「東京ドームは野球を見るところ」と名言を残しています。PATAにとってバンドは副業で、チケットやグッズ代を購入するためのものらしいです。 「ロック始めるより前からジャイアンツファンだから。物心ついたときから」と語っているPATAですが、かつての個人事務所の名前も「OFFICE GIANTS」だったそうです。ちなみに今は『石塚屋』です。どちらにしてもふざけてますねw
PATAは巨人の試合結果次第でその日の機嫌が180度変わってしまうので、負けた日には「今日はそっとしておこう」という暗黙のルールがあった。
PATAのプレイが輝いているときは大抵巨人が大勝した時。逆にプレイが荒いときはボロ負けした後らしい。
PATAの巨人ファンエピソード1
東京ドーム公演前は一塁側ベンチに赴き、TAIJI曰く「この上ない幸福に満ち溢れた顔」で「ここが桑田の座った席かな?」と尻を擦り付けていた。
また、ドームではグラブを持ち込み、Toshlと共にキャッチボールしていた。
PATAの巨人ファンエピソード2
ライブアンコールで巨人のユニフォームを着て戻ってきた。
93年の年末公演では巨人グッズに囲まれてベンチに座っている石塚先生が映像で確認できる。
PATAの巨人ファンエピソード3
Xの初東京ドーム前日リハーサルの日に巨人戦があり、「もし勝てば機材の搬入が遅れる」とスタッフが心配する中、巨人が負けて時間通りになったことで「(間に合って)よかったですね」とつぶやいたスタッフに対し「バカ野郎! 巨人が負けて何がいいんだ!!」と普段では考えられないほど激怒した。
この日はカレーが辛くてYOSHIKIが帰った日でもあり、その場のXスタッフを恐怖のどん底に叩き落したとのこと。
PATAの巨人ファンエピソード4
レコーディングでX JAPANメンバー全員が渡米した際、国際電話や当時まだ珍しかったFAXで巨人の勝敗を試合のたびに日本から送ってもらっていた。
PATAの巨人ファンエピソード5
hideのソロライブでスクリーンにジャイアンツが負けたときの試合が流され、怒ってステージ奥に引っ込んでいじけてビールを飲み始めた。
一応、戻ってきたものの、カメラに蹴りをお見舞いしたりと、いつものPATAの様子とは異なる暴れん坊ぶりが見られた。
一方、巨人が優勝した時にはステージ上でダンスをするなどごきげんだった。
PATAの巨人ファンエピソード6
1996年のhideのソロツアー『hide Solo Tour 1996-Psyence A Go Go-』でステージ袖にテレビを置いて試合結果を随時確認しながら演奏していた。
PATAの巨人ファンエピソード7
音楽雑誌にて、ソロでもXでもリリース予定がまるで無いという時期だったにも関わらず、ジャイアンツの話をするためだけに登場した。
PATAの巨人ファンエピソード8
X復活で開催されたトークライブで「今も巨人ファン?」というファンからの質問に「間違いない!」と即答。
復活コンサート「破壊の夜」がその年のセ・リーグ開幕戦と同日であるため前年優勝のジャイアンツが敵地(神宮球場)での開幕になったことに胸を痛めていると深刻に語っていた。
ドームより神宮に行きたいと言っていた。
YOSHIKIは「誰だよ、PATAに巨人の話振ったやつ(笑)」とやや怒だった。
この復活ライブは開始が2時間遅れたことで有名だが、表向きにHIDEのホログラム調整といわれているが、PATAが巨人の開幕戦を見に行っていたからではないか?という都市伝説がある。
1998年のテレビ出演で「ジャイアンツファンは保守的で、ロッカーでは無いのでしょうか?」という質問に対し「違います! ジャイアンツファンこそ真のロッカーだ!!」と答えた。
PATAは専門学校の先生をしていた
PATAは「究極の傍観者」と言われるほど、おとなしい性格で、Xのメンバーの中では比較的地味なキャラクターですが、ギターの演奏技術は高いと言われています。過去、専門学校の教員をしていたこともありますし、ギターの教則本も出しています。
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XではHIDEがリードギターを担当し、PATAがバッキングを担当していることが多いですが、PATAのバッキングの刻みは非常に安定しています。PATAの自己主張の少なく、堅実な性格がちょうどパートにマッチしているように思います。
Xの中で唯一変わらなかった男
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書籍『私も「ヴィジュアル系」だった頃。』の中で、音楽評論家の市川哲史さんがPATAのことを「Xの中で唯一変わらなかった男」と評しています。確かにXのメンバーは皆色んなことがあり変化しました。TAIJIが変わり、TOSHIが変わり、HIDEが変わり、YOSHIKIが変わり、皆様々な変化がありましたが、唯一PATAだけ昔のままです。見た目も解散時と再結成時でほぼ変わっていません。おそらくライフスタイルもあまり変わってないのではないでしょうか。逆に変わっていないPATAが一人いることで、Xのメンバーの帰る場所みたいになっているのかもしれません。解散してから、再結成できたのも、そこに変わらない男PATAがいたからかもしれないですね。
PATAが唯一HIDEにキレた時の話
普段温厚なPATAですが、一度だけHIDEにマジギレしたことがあるそうです。
それは、ロス在住時にPATA、HIDE、HEATHで飲みに出かけた時のことです。
帰りに酒酔っていたHIDEが車を運転していたのですが、(今だと飲酒運転でダメだとおもいますが、、)気分がよくなったHIDEが暴走し始め、車で崖を上ろうとしたそうです。その時に、PATAは命の危険を感じてか、「松本オマエいい加減にしろ!!」とキレたそうです。
XJAPANのギターリストPATAの交友関係
XJAPANのギターリストPATAは意外な交友関係を持っていたりします。お笑い芸人のライセンス井本と仲が良く飲みにいったりもするそうです。
PATAの現在 仙人みたいとネット上で話題 X JAPANの石塚先生
X JAPANのギターリストPATAの現在の姿が仙人みたいとネット上で話題になっています。
もともと仙人みたいな人でしたが、ついに見た目まで仙人になってしまったようです。
山奥に住んでいる武道の達人みたいですね。
山の奥にいくとギターを教えてくれるPATA仙人がいるかもしれません。
昔はメンバーに「ばあちゃん」と呼ばれたりしていましたが、今は「ばあちゃん」を通りこして仙人になりました。