XJAPAN、YOSHIKIのドラムのテクニック、実力は実際のところどうなのかプロが解説。走る?

XJAPAN、YOSHIKIのドラムのテクニック、実力は実際のところどうなのかプロが解説。走る? XJAPANメンバーの魅力
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XJAPAN、YOSHIKIのドラムのテクニック、実力は実際のところどうなのかプロが解説。走る?

XJAPANのYOSHIKIのドラムの技術については、よく話題になります。
話題になるということは、それだけ目立っていて注目されているということです。
崇拝されたり、逆に批判されたりもしますが、実際のところどうなのでしょうか。
私個人としては、YOSHIKIのドラムの技術面についてはどうでもいいことで、あえて掘り起こすことでもなかったのですが、批判されることもあるので今回はあえてその部分に突っ込んでみたいと思います。

結論から言うと、上手くもないし下手でもないです。

まず、はじめに、
私は、アーティストとして一番好きな人はYOSHIKIです。
ドラマーとして一番好きな人もYOSHIKIです。
ちなみに、YOSHIKIの魅力を語るときに「YOSHIKIはドラムが凄い!」とドラム推しをしているわけではなく、YOSHIKIの魅力の中でドラマーとしての魅力は、1番ではなく4番目ぐらいです。
ちなみに私が思う彼の一番の魅力は作曲です。
それでも、一番好きなドラマーはYOSHIKIです。
これは、テクニックの問題ではありません。
技術的な部分で好きなドラマーは、村上ぽんた秀一さんや、ヴィニー・カリウタさんです。
上手いなと思うドラマーは神保彰さんとかです。
それでも、一番のドラマーわ?と聞かれたら、YOSHIKIと答えます。
それは、技術を超越した魅力がYOSHIKIにはあるからです。

技術面について解説していきます。
よくYOSHIKIは下手とかって叩かれたりもしますが、ドラムを実際していた自分の経験からいうと、下手ではないです。ただ技術だけで、日本一かと言われるとそうではないと思います。
日本のプロの中でトップクラスかと言われるとそうでもないと思います。
XJAPANの身近なバンドの中であれば、技術面だと「LUNA SEA」の真矢のが上手いです。
エクスタシーサミットでみんなで演奏するときも真矢がドラムを叩いているのは、少なくともステージ上にいる人達は、真也が上手いってみんな分かってるからだと思います。

技術面だけでいうとYOSHIKIは“はしる”こともよくありますし、基本シングルストロークで高度な技術を見せつけるタイプでもないです。また、XJAPANの音楽性としてもグルーヴを重視するような音楽性でないため、グルーヴに関しても評価できる対象ではないです。おそらくTAIJIとはその部分でも音楽性が合わなかったのかもしれません。また、演奏技術は再結成後、下がっており、技術的なピークはおそらく1997年ごろだったと思います。

ただ、私に言わせると、YOSHIKIのドラムの魅力ってそこじゃないんですよね。
私は、アーティストは基本的に、最低限の技術があれば問題ないと考えています。
ここでいう最低限の技術とは“自分が表現できるものを表現できるかどうか”が基準です。
アーティストにとっては、“自分が表現したいものを表現できる技術”があればそれでいいんです。
もちろん上手いに越したことはないですが。。

スタジオミュージシャンの評価をするときに、技術面を重視して評価するのは、まだわかります。ただ、YOSHIKIはアーティストだと思うので、技術だけで評価するのは、ちょっと違うかなと思います。

プロのスタジオミュージシャン、サポートミュージシャンでさえも、スタイルの個性や人脈、コミュニケーション能力、引出しの多さなど、技術以外を重視される場合も多く、技術に関しては皆ある程度最低限の技術はあるので、意外と人選の際にテクニックをそこまで重視されなかったりもします。人脈があったり、コミュニケーションスキルが高い人のほうが仕事に繋がるのです。

また、YOSHIKIはリズムキープができていないという人がいますが、それは確かにそうです。
ただ、かならずしもリズムが“はしる”ということは悪いことでもないのです。特にロックは、“もたる”より“はしる”ぐらいのほうが好まれます。

YOSHIKIのドラマーとしても魅力は
「人を惹き付ける魅力」だと私は思っています。

それは、パフォーマンス、プレイスタイル、ドラムを叩いている姿、フレーズのセンス、個性、エンターテイメント性、カリスマ性など色々ありますが、すべてを総合して、「人を惹き付ける魅力」は日本でも世界でもトップクラスだと思っています。
何人もドラマーさんに会いましたが、YOSHIKIに憧れてドラムを始めたという人は非常に多いです。
それだけ、彼のドラムには「人を惹き付ける魅力」アーティストとしての魅力があると思います。

世界には、凄いドラマー上手いドラマーはたくさんいて、技術的にレベルの高いドラムソロもありますが、私はYOSHIKIのドラムソロが一番好きです。
YOSHIKIのドラムソロは、ドラムの技術を披露するものではないです。
YOSHIKIというアーティストが自分の人生を表現するためのショーなのです。

ドラムと「YOSHIKIというアーティスト」を使ったショーだと私は思います。
おそらく、YOSHIKI自身もそこまで技術を重視していないと思います。
技術を重視していたら彼のプレースタイルにはならないからです。
YOSHIKIのドラムは元々音が出にくい設計になっています。そこには、かならずYOSHIKIが敢えてそうしている理由があります。YOSHIKIのスティックは通常よりも短く設計されています。そういった事実を一つ一つ考察するとYOSHIKIが重視しているものが見えてくるかもしれません。

クリスタルドラムが一番似合うのもYOSHIKIでしょう。
ドラムセットの組み方さえにもセンスを感じます。
あの、タムやシンバルの少なすぎず多すぎずの感じ、チャイナシンバルの高さにも美的センスを感じます。
個人的には、LAST LIVEの時のドラムセットが一番好きでした。

ドラムの組み方から、舞台のセット、ライトの当て方、ドラムのフレーズ、途中で流れる「SAY ANYTHING」、観客の声さえも全部含めてエンターテイメントになっています。さらに言えばDVDの編集も彼の表現の一部です。
そして、ラフマニノフのピアノ協奏曲をバックにドラムを叩く芸術性とセンス。
こんなドラマー見たことないです。

そして、なんと言ってもカッコいい!
これって、YOSHIKIがいうところの「美」なんだと思います。
アーティストが、昔から追求してきたものの一つである「美しさ」
私は「美」はそれだけで正解だと思っています。

「善悪」「真偽」などは、そこに正しさというものが問われるように思います。
ただ「美」に関しては、人が主観的に「美しい」と感じればそれは「美」なんです。

YOSHIKIのドラムソロは最後決まって、ツーバスの連打で終わります。
もし技術を披露したい人であれば、最後ツーバスの連打で終わるということはないと思います。
ここに、YOSHIKIの生き方や、ドラムに対する姿勢が、すべて凝縮されているように感じます。
YOSHIKIはドラムになぞらえて自身の生き方を表現しているのです!

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結論

YOSHIKIのドラムは技術はそこそこだけど、すごい!、、笑

今回はドラムについての解説だけでしたが、彼の場合、
そこに、作曲、ピアノ、他の楽器、プロデューサー、事業家、キャラクターなど他の面の凄さも乗っかってくるので、かぎりある人生の時間の中でこれだけのことを成し遂げる、ほんとに凄い人だと思います。

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YOSHIKIのクリスタルドラムに相応しい煌びやかなルックスとなっています。
このスネアドラムには、スワロフスキー社製クリスタルを配置した“Warlord”エンブレムに加えて、YOSHIKIのサインとX JAPANロゴをあしらった、特製エンブレム・プレートをシェル外面に取り付けています。
また、シェルの内面には、シグネチャー・モデルの証明として、YOSHIKI直筆のサイン入りインサイド・ステッカーが貼り付けられます。

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